福祉とは

福祉の「福」・「祉」という文字の意味は、どちらも「しあわせ」という意味があり、福祉(ふくし)はその頭文字から「ふだんの くらしの しあわせ」と言われています。
地域に住む人たちがお互いに助け合うことで、私たち誰もが幸せに暮らしていくことができます。福祉とは、障がいのある人や支援を必要とする人だけではなく、すべての人が幸せで安定した生活を送ることができるよう互いに支え合うことです。ただし、幸せの感じ方は人によって違うため、違いがあることを認め合って、それぞれが幸せに暮らせるように助け合うことが大切です。

福祉教育とは

高齢や障がいのある人たちに限らず、だれもがかけがえのない存在として尊ばれ、差別や排除なく、安心・安全に気持ちよく生きていくためにはどうしたらよいかを考え、それを個人で、そして他の人達と一緒に実践できるようにしていく「ともに生きる力」を育むことが福祉教育の目的です。
自分たちの暮らしている地域が、誰にとっても住みやすい地域になるようにするには、子ども、高齢者、障害のある人、すべての人々がそれぞれ役割を持ち、支え合いながら暮らせる地域を自分たちで作り上げていく必要があります。そのことを子どもの頃から意識し、地域社会の一人としての土台作りをするために、「福祉教育」では、学校の力だけでなく、地域の方々の力を活用して展開することが大切です。

福祉教育の実践について

本会では、茨城県での福祉教育の推進のため、「福祉教育検討会議」を立ち上げています。福祉教育に関する情報の収集や整理を行い、学校や地域・社協と共有するとともに、福祉教育のネットワークを構築するために協議をしています。

1 地域における福祉教育のヒント

本会では、様々な福祉課題解決のために大きな役割が求められる福祉教育の充実を図ることを目的に、令和4年3月、冊子「地域における福祉教育のヒント」を作成しました。

本冊子内容のPDFデータを項目ごとに掲載しましたので、御覧いただき今後の福祉教育推進のために御活用ください。

※こちらから御覧いただけます。<16分割>↓

01 表紙・目次 02「これから福祉教育に取り組む皆さんへ」 03「社会福祉協議会と福祉教育」 
04「福祉教育実践事例」目次 05 実践事例(1)ひたちなか市社協 06 実践事例(2)東海村社協
07 実践事例(3)新治学園義務教育学校  08 実践事例(4)龍ケ崎市社協 09 実践事例(5)下妻市社協
10「R3全国福祉教育推進員研修(1)」 11「R3全国福祉教育推進員研修(2)」ベストオブカリキュラム
12「R3福祉教育推進セミナー」 13「福祉教育検討会議」 14「市町村社協所在地等一覧」
15「あとがき・広告」 16「裏表紙」

また、冊子p.19に示しました「令和3年度全国福祉教育推進員研修」における厚生労働省及び文部科学省の「行政説明」資料(PDF)を併せて掲載しました。

※こちらからご覧いただけます。→「地域共生社会の実現に向けた施策の現状と動向」(厚生労働省)

→「共生社会の実現に向けた生涯学習・社会教育施策」(文部科学省)<2分割>その1その2

2 福祉教育協力学区指定事業活動報告書

福祉教育協力学区指定事業は、学校を含めた地域社会や家庭が協働して、子どものときからボランティア活動等を通して社会福祉への理解と関心を高め、助け合い活動を育む福祉教育を推進していくことを目的に実施しました。
※この事業は平成28年に終了しました。

活動報告書は、こちらからご確認いただけます。※リンク先につながります。

3 福祉教育推進セミナーについて

福祉教育推進セミナーは、福祉教育の担い手である学校、市町村社会福祉協議会、関係団体等の方々を対象にして福祉教育の意義を学ぶとともに、学校や地域で取り組まれている福祉教育の実践を取り上げながら、共に考え、共に学び合うことを目的に毎年開催しております。
その概要については、下記よりご覧いただけます。
令和3年度福祉教育推進セミナー(実施報告
令和4年度福祉教育推進セミナー(実施報告)
令和4年度福祉教育推進セミナー(「基調講演」資料)
令和5年度福祉教育推進セミナー(実施報告)
令和5年度福祉教育推進セミナー(当日資料)   
令和5年度福祉教育推進セミナー(基調講演資料<その1> 基調講演資料<その2>)                     令和6年度福祉教育推進セミナー(実施報告)                                        令和6年度福祉教育推進セミナー(当日資料1)                                        講話:池田幸也氏                                                            令和6年度福祉教育推進セミナー(当日資料2)                                        事例発表①:水戸市教育委員会 石井浩司氏                                                        事例発表②:土浦わかもののまちプロジェクト 酒井慶太氏                                                          事例発表③:龍ケ崎市社協 石塚恭子氏 ・子育てカフェほっぺ 吉澤美緒氏                                        (掲載可能容量の関係で一部の写真を割愛しました。)                                                                                        

4 福祉教育の取り組みに関する調査報告書

令和3年10月に立ち上げた「福祉教育検討会議」では、福祉教育の現況・課題等や今後の取り組みに向けた御意見・御要望を把握し、福祉教育推進の基礎資料とするために、県内市町村立小・中学校、義務教育学校や市町村社会福祉協議会を対象に調査を実施しました。

福祉教育の取り組みに関する調査報告書

5 「福祉教育ってどんなこと?」福祉教育リーフレット(学校の先生方へ)

「福祉教育検討会議」では、初めて福祉教育を担当する先生方向けの資料となる福祉教育リーフレット作成に向けて検討を重ねてまいりました。令和6年度初めに、A3版見開き4ページのリーフレットを作成いたしますが、それに先立ってその内容を掲載いたします。 御覧いただいてぜひご活用ください。また、後日、市町村社協あてにリーフレットを送付いたしますので、学校との連携のために御利用ください。

「福祉教育ってどんなこと?」リーフレット(学校の先生方へ)

 

問い合わせ先

社会福祉法人 茨城県社会福祉協議会
〒310-8586 水戸市千波町1918 セキショウ・ウェルビーイング福祉会館2階
電話番号:029-243-3805 FAX番号:029-241-1434