■ダイバーシティ(Diversity)
直訳すると「多様性」という意味。地域活動や企業の人材活用等では、出身地、性別、言語、年齢、信仰などで区別をせず、「異なる性質のものが共存する」、「相違を認めたうえで人材を活かす」という考え方で、人材の多様性を進めることが求められている。現在の企業では、少子高齢化による労働人口不足や外国人労働者の就労などに対応するため、注目されています。
■インクルージョン(Inclusion)
直訳すると「含む、包括する」という意味。統合教育としてアメリカにおいて広まり、現在は障害者など社会的弱者を排除しない「ソーシャル・インクルージョン」と同義語として解釈・使用されている。
近年ビジネスの世界において「社会的な一体性や多様性を受け入れてひとつになる」という意味合いで使われています。
■ダイバーシティ&インクルージョン(Diversity&Inclusion / D&I)
組織の中で人材の多様性を認める考え方であるダイバーシティと、企業に属する従業員が個人として尊重されながら、能力を発揮できるようにするという考え方であるインクルージョンを両立することで、人事の課題解決や強化につなげ、組織としても活力を高めていくことを目指すために、積極的に環境整備や働きかけを行っていこうという考え方で使われています。
本会では、地域社会において多様な人々がお互いを認め合い、支え合うことで幸せを共有し、尊厳を持って生活できる地域共生社会づくりを進めている観点から使用しています。
■SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)
2015年に開催された国連サミットにおいて採択され、「誰も置き去りにしない」世界を目指して、17の目標と169のターゲットが設定され、2030年を達成期限としています。