Block Start 大島三七子(富岡町出身、守谷市在住) 避難後、古布を裂き、それを横糸にして織る「裂織」(サキオリ)と出会いました。震災前に撮影していた富岡町の風景や植物などをテーマにダンボールを織機にして、作品を制作しています。最近は、お世話になっている茨城県内の植物なども、感謝を込めて織っています。 Block End Block Start 山百合 避難先の守谷市の「市の花」が山百合です。裂き織りと出会って10年…やっと織る事が出来ました。守谷市に感謝を込めて。 Block End Block Start 裂織「想」 故郷のシンボル「桜」への想いが込められた、母の手作りパンフラワーリースを、柿渋染めした布で織り込んでみました。 桜のリース:渡邉 カツ子 Block End Block Start 裂織「清映」 泥水の中から立ち上がって、気高く清らかな花を咲かせる蓮の花。藕糸蓮(ぐうしれん)を初めて見た感動は忘れられません。 Block End Block Start 裂織「夜の森桜並木トンネル~春~」 W198cm×H160cm、約50cm四方の織布を12枚接いだ古里の桜並木です。桜で染めた、ハンカチの端布で織りました。 Block End Block Start 裂織「希望」 ひまわりの根から放射能が吸い上げられるという。古里の休耕田に咲く、希望の花です。青い空は、富岡町とつながっているんだと思いながら織りました。 Block End Block Start 裂織「秋彩」 桜で有名な富岡町夜の森公園ですが、秋には見事な紅葉の名所でもあります。 Block End Block Start 裂織「宝泉寺の春」 富岡町の中心に位置する「宝泉寺」は別名「花の寺」ともいわれています。ベニシダレザクラと水仙が4月上旬に咲き乱れる様は、心いやされます。 Block End Block Start 裂織「輝映」 守谷市の「ふれあい道路」の街路樹はイチョウです。11月には、黄色のジュウタンのように落葉が広がります。 Block End Block Start 裂織「華映」 日本全国、桜はどこにでも咲いています。守谷市内の公園や街路樹にも桜があります。桜で染めた古布で桜の花を織りました。 Block End Block Start 裂織「青荷」 避難して6年半後に、初孫が生まれました。ちょうど初めて買った熱帯水蓮の青い花が咲いたので、記念に織りました。 Block End Block Start 裂織「集」 裂織を通じて、全国の裂織作家の皆さんと知り合うことが出来ました。裂織布の残布を頂き、ハスの果托に散りばめました。裂織を愛する心が集まった作品です。 Block End